【アイスコーヒーメーカー】『Hyperchiller』熱々のコーヒーを瞬時にアイスコーヒー化?!

「熱々コーヒーを1分でアイスコーヒーに!」という衝撃的なコピーに、筆者は最初「ペルチェ素子でも入っているのか?」と思いましたが、電気は一切使いません。秘密はボトル内部の3層構造。あらかじめ外側と内側の層に水を入れて家庭の冷凍庫で凍らせておき、中間の層にアツアツのコーヒーを注ぐだけなんです。

M-ON! Pressの記事から引用

こだわりのコーヒー党が小躍りしだす!? 味も風味もそのままに急速冷却。

みなさんは自宅で美味しいアイスコーヒーが飲みたくなったらどうしますか? 冷めるのを待てば味や風味が落ちるし、アイス専用深煎り豆を用意しておくのは面倒だし、水出しコーヒーは抽出に時間がかかります。もし、いつものコーヒーメーカーで淹れたこだわりのホットコーヒーが、風味そのままにマッハでキンキンに冷えたら嬉しいですよね。

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そんな夢をかなえてくれるアイスコーヒーメーカー『Hyperchiller』が、日本のクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にお目見えしました。

 

マジかっ!? アツアツのコーヒーがたった1分で冷える?

「熱々コーヒーを1分でアイスコーヒーに!」という衝撃的なコピーに、筆者は最初「ペルチェ素子でも入っているのか?」と思いましたが、電気は一切使いません。秘密はボトル内部の3層構造。あらかじめ外側と内側の層に水を入れて家庭の冷凍庫で凍らせておき、中間の層にアツアツのコーヒーを注ぐだけなんです。

pic_02アイスコーヒーメーカー原理的には、温度差がある物質を接触させると同じ温度になろうとする「熱交換」と、氷が溶けるときに周囲から熱エネルギーを奪う「融解熱」を利用しています。

このとき、氷の層とコーヒーの層の接触面積を大きくするとより早く冷えますが、『Hyperchiller』は、コーヒーを入れる層の外側だけでなく、内側にも氷の層を設けることでこれを実現。氷は解けてもコーヒーの層に溶け出すことはないので、味も風味も落とさずに急冷できるというわけです。

もちろんコーヒーだけでなく、ワインやウイスキーなどの酒類、ジュース類、お茶類などにも使えます。しかし、ビールや炭酸飲料は、使用中に多くの炭酸が抜けてしまうのでおすすめしないとのこと。コーヒーよりもビールが好きな筆者はちょっぴり残念…。

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支援のコースは、『Hyperchiller』1個が4485円(3588円の早割はソールドアウト)、2個が7774円、4個が1万4352円、小売店向けの20個が6万5780円となっており、月内(2016年6月)に申し込めば7月中にお手元に届きます。

実はこの『Hyperchiller』、開発者がクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で2015年にプロジェクトを成功させ、アメリカではすでに市販されている製品です。今回のプロジェクトはすでに目標額の4倍近い支援を集めていますが、プレゼンターである「株式会社さくらドーム」のメインの目的は、日本国内におけるプロモーションだとか。なるほど、そういうクラウドファンディングの使い方もアリなんですね。

文/タネシゲヒコ

関連サイト

Makuakeのプロジェクトページ

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まとめ

アイスコーヒーは一般的には氷を入れたグラスに熱いコーヒーを注ぎますが、それと今回紹介している「Hyperchiller」とで異なる点は、1分で冷やしたコーヒーをグラスに注ぐところですね。おそらくグラスの中で氷が溶ける量が遥かに少ないので、水っぽくならないのが特徴だと思います。

コーヒーが好きな人にとっては、アイスコーヒーも味や風味を楽しめるようになるので、けっこうイケるかもしれないですね。

私には実際に使ってみないとイメージが湧かないですが・・・

そもそも私の場合はアイスコーヒーは喫茶店でしか飲まないので、自宅で飲むようになると、夏のライフスタイルがプチ変わるかもしれません。そういうのって、この歳になると大切な気もしますが・・・

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ではでは、きらやん