【No.1 D6】データ通信のみのSIMなので通話はIP電話で?!

No.1というメーカーのD6というスマートウォッチにSIMを装着して腕時計型スマホとして使い始めましたが、今回は楽天コミュニケーションズが運営する「FUSION IP-Phone SMART」の「SMARTalk」アプリをD6にインストールして使ってみると?

D6を腕時計型スマホとして使ってみると?

私の場合は、一番気になっていたのがバッテリーの持ち時間でしたが、最も消費電力が少なくなると思われるモードに設定して、単に時計としてのみ使ってみると16時間以上持ちました。夜中に充電して朝7時半から使い始めて、夜12時に外すまで問題なく使えました。
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「設定」アプリの「バッテリー」に表示される%と残り時間から計算すると、32時間程度持つことになります。2日間は使えませんが、毎晩充電すればバッテリー切れになることは時計としては無さそうなので少し安心しました。

しかし、通常のスマートウォッチの使い方であるスマホとBluetoothでペアリングして通信するように設定すると、上記の「省エネ」のチェックが外れてしまい、消費電力は大幅に増加してしまいます。使い方によりケースバイケースですが、8時間程度にまで短くなり、7時半から使い始めると15時ぐらいが限界です。

そこで、BluetoothやWiFiを使うのは止めて、SIMによるデータ通信のみで運用することにしてみました。最初に行ったのがIP電話アプリの導入です。私の場合はiPod touchにすでに導入していたので、業者との契約は済んでいました。ですから、D6にアプリをインストールすればすぐに使えました。

なぜIP電話かと言うと、今回使っているSIMはデータ通信専用なので通話はできません。なのでデータ通信専用でも通話が可能なIP電話を導入することにしました。さらに、スマホの自動転送機能を使えば、スマホにかかってきた電話もD6で受けて話すことができます。

フュージョンIP-Phone SMARTとは?

他にもいくつかIP電話サービスがありますが、この「フュージョンIP-Phone SMART」は基本料金と着信が無料なので、自分から電話をかけなければ無料で運用できます。スマホの自動転送をしてもD6側は無料ですが、スマホ側は着信でも有料となります。ただし、私の場合は1回10分間までは通話無料となるサービスなので自動転送もOKです。

「フュージョンIP-Phone SMART」のサイトは以下です。
https://ip-phone-smart.jp/
フュージョン
申し込んだ後にメールが届きます。それに従ってアプリのインストールと設定をすれば1時間ほどで使えるようになります。

D6への「SMARTalk」アプリの導入

ネットに接続するには「設定」アプリの「省エネ」の中の「省エネ」のチェックを外します。チェックのままだと「Playストア」アプリが使えません。「Playストア」アプリを探します。
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「Playストア」をタップして、「SMARTalk」を検索します。

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「SMARTalk」をタップします。

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「インストール」をタップしてアプリをインストールします。

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SMARTalkを使ってみる

アプリのアイコンをタップして起動します。
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下の中央に青いオンフックボタンが表示されないので電話がかけられませんし、もちろん着信も取れません。右上のスリードットをタップします。

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メニューの一番下の「設定」をタップします。

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一番上の「SIPアカウント」の右端の矢印をタップします。

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一番上の「SIPアカウントの追加」をタップします。

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フュージョンIP-Phone SMARTのホームページの右上にある「MYページログイン」ボタンをクリックしログインしてMYページに入り、「ユーザーアカウント情報表示」タブをクリックします。下にスクロールすると「SIPアカウント情報」があるので、そこのSIPアカウントとSIPパスワードをアプリに入力し保存ボタンをタップします。

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アプリのトップ画面に戻ります。

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下の中央に青いオンフックボタンが表示されれば電話がかけられます。

以上で、D6にIP電話を導入する方法の紹介を終了します。

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まとめ

スマホからの自動転送で着信を取るには常時ネットをオンにしておかなければならないので、「設定」アプリの「省エネ」の「省エネ」設定のチェックを外しておかなければなりません。D6への直接の着信も同様ですが、私の場合は他の誰にもこの番号は教えていないのでそちらは考慮しなくてかまいません。

「省エネ」設定のチェックを外したままにするとバッテリーの持ち時間がどのくらいになるのかが今後の課題です。

音楽をD6で聴くことも考えましたが、イヤフォンジャックが無いのでBluetoothイヤフォンとペアリングする必要があり、そうするとバッテリーの持ち時間がかなり減ってしまいます。スマホかiPod touchで聴く場合でもD6でリモートコントロールするにはBluetoothと繋がなければなりません。

Pebbleの場合は、Bluetoothでペアリングしてもさほどバッテリー寿命は縮まなかったので、この辺りの実用性はPebbleの方がかなり上だと思います。

D6の使いこなしに関しては、バッテリー寿命が減らないで実用的な使い方が無いか検討してみたいと思います。

【No.1 D6】プリペイドSIMを装着してネット接続ができるまで?!

ではでは、きらやん