【3D VR】『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』体験リポート@I.Gストア?!

  • 2016年7月2日
  • 2017年10月30日
  • 3DVR

プロダクション I.Gは、VR映像作品『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』について、製品版の配信に先駆け2016年6月30日より、プロダクション I.G公式グッズショップ“I.Gストア”(東京・渋谷マルイ7階)にて有料視聴体験が開始されています。その体験レポートを紹介します。

ファミ通.comの記事から引用

●その体験は現実か虚構か……

プロダクション I.Gは、VR映像作品『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』について、製品版の配信に先駆け2016年6月30日より、プロダクション I.G公式グッズショップ“I.Gストア”(東京・渋谷マルイ7階)にて有料視聴体験を開始します。

 

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▲体験スペースはこちら。ロジコマの展示も!

▲I.Gストアには、『攻殻機動隊』のグッズはもちろん、そのほかのプロダクション I.G作品のグッズも多数販売されています。

攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』は、『攻殻機動隊 新劇場版』を題材としたVR映像作品で、360度立体映像として制作されており、Gear VRなどのVR端末を使用して視聴することで、作品世界へより没入することができます。本作は、スマートフォンアプリとして2016年夏以降に、Google PlayとAppStoreにて価格480円(予定)でリリース予定です。

 

攻殻VR Virtual Reality Diver TGSチラシ-1場面写真
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アプリの配信に先駆けて、6月1日より関東を中心とする複合カフェにて、有料視聴サービスが展開されていましたが、6月30日より東京・渋谷マルイ7階にあるプロダクション I.G公式グッズショップ“I.Gストア”でも体験可能となります。価格は600円[税込]で、約15分間のVR体験を楽しめます。

[関連記事]
・VR体感型アプリ『攻殻機動隊新劇場版VirtualReality Diver』6月1日よりネットカフェなどで有料視聴体験を開始

 

作品は、草薙素子の義体が生成されるシーンから始まり、バトーやロジコマとテロリストを排除するオリジナルストーリが展開されます。記者も実際に体験させていただきましたが、『攻殻機動隊』のサイバーパンクな世界観とVRの相性はバツグン! アクションシーンはもちろん、ストーリーにも引き込まれて、15分間があっという間に過ぎてしまいました。 VRでは、自分の意思で好きなところを見ることが可能なので、“自分はこの世界にいる!”という感覚が半端じゃなかったです。楽しみかたとして、少し間違っているかもしれませんが、目の前で会話しているキャラクターとまったく違う方向を見ることができるわけですから。でも、あえてそういうところを見ていると、仲間が援護してくれていたことに気付けたり、意外な発見があったりして、何度も見たくなるのがVRコンテンツの魅力のひとつだと改めて感じました。

 

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ちなみに、複合カフェと“I.Gストア”で視聴する端末はサムソン電子とOculusが共同開発したVRヘッドマウントディスプレイ“Gear VR”で、どちらも同じですが、“I.Gストア”では、映像や音声と連動して振動するVR4Dシステム搭載ボールチェア“TELEPOD(テレポッド)”で体験できます。やはり、映像だけでなく、身体に振動を体感できると、より没入感が増します。

また、PCやスマートフォンで360度映像を体験できる(※Google CardboardなどのVRゴーグルを使用すると、立体視での視聴も可能)ティザー動画も公開されているので、興味を持った方は、まずはそちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、本作品はOculus Riftや10月13日発売予定のプレイステーション VRなどの端末にも対応を検討しているとのことです。

 

『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』(公式ティザー映像・立体360度VR版)

『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』(公式ティザー映像)

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▲プレス体験会には、主人公“草薙素子”の姿も!?

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会

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まとめ

「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」オフィシャルサイトのURLは以下です。
http://www.sign.site/koukaku_vr/

「攻殻機動隊 新劇場版」というタイトルの映画は以前からありましたが、どうも今回は昨年公開予定だった3DVRコンテンツが延期されて今年公開されるみたいです。映画ではなく3Dゴーグルで観るスマートフォンアプリですね。その先行体験がすでに複合カフェとI.Gストアで有料で可能なようです。

5年前の作品ですが、一連の3D動画がYouTube上に公開されています。以下はその予告編です。3Dゴーグルとスマートフォンで立体映像が観れますが、3Dゴーグル無しでもスマートフォンでは平行視で、デスクトップのブラウザーではクロスアイテクニックで立体映像が観れます。
3D立体視 映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』予告編

やはり2Dアニメがベースだと立体感をあまり感じないですね。ただし、この単なる3D動画はけっこう昔からあるようで、3Dゴーグル無しでも楽しめるので、これはこれで価値があると思います。

アプリが出ているかApp StoreとGoogle Playで検索してみましたが、現時点ではまだのようです。(7月2日)

体験レポートに出てきた「Gear VR」はサムソンとOculusが開発しているので、サムソンのスマートフォン「Galaxy S6/S6 edge/S7 edge」にしか対応していない可能性がありますが、まだ詳しくは調べていません。Google仕様(Cardboard)の3DVRゴーグルより高機能高画質で便利なようですが、自分のスマートフォンが使えたらの話ですね。

アプリが出るのを暫く待つとしましょう。

【3D VR】デスクトップ画面で3Dゴーグルを使わず3D動画を観るには?!

ではでは、きらやん