【Amazon】声で操作する「 Echo」の小型版を近日発表? 缶ビール大でバッテリー駆動?!

優れたハードウェアメーカーでもあるアマゾンでも飛び抜けて未来的な製品、円筒形の音声操作コンピュータ兼スピーカー Amazon Echo に小型で安価な新モデルが加わるかもしれません。

Engadget Japaneseの記事から引用

動画は英語版なので聴き取りにくい場合は、スタート後に右下の字幕ボタンをクリック/タップすると英語の字幕が画面の下に表示されます。Googleの日本語への自動翻訳は・・・Alexaの方が賢いかも?

優れたハードウェアメーカーでもあるアマゾンでも飛び抜けて未来的な製品、円筒形の音声操作コンピュータ兼スピーカー Amazon Echo に小型で安価な新モデルが加わるかもしれません。

アマゾンが2014年秋に招待制で売りだした Echo は、高さ24センチほどの円筒形スピーカー。WiFiでアマゾンのクラウドサービスとつながっており、声で話しかけることで音楽再生のほかさまざまな機能が使えます。

できることはストリーミング音楽サービスの再生、オーディオブック朗読に加えて、天気やニュースの読み上げ、通貨や単位の換算、計算、場所・人物について の一般的な質問への回答、買い物リストへの追加、スケジュールの確認や登録、タイマーやアラーム設定、照明やエアコン等スマート家電の操作、さらに IFTTTなどネットサービスのトリガーなど。

自然言語で操作する点はアップルの Siri やマイクロソフトのコルタナさんと同じですが、Echoは常に電源と接続した据え置き型であること、高性能な7つのマイクを内蔵することが大きな武器。常 にキーワードを待ち受けており、名前を呼べば部屋のどこにいても認識してくれます。名前の初期設定は、アマゾンのクラウド自然言語認識サービスの名前でも ある「Alexa」。

アマゾンはEchoの販売実績について数字を明らかにしていないものの、180ドルと必ずしも安くないにもかかわらず、Amazon.comの家庭用スピーカー部門では(一応)ベストセラー。レビューも3万件超で星4.3 / 5 と高評価を得ています。

参考リンク先の Wall Street Journal は関係者の話として、アマゾンのハードウェア開発部門 126 Labs はバッテリー駆動の小型版 Echo を開発しており、数週間以内にも発表の見込みと伝えています。小型版Echoの開発コードネームは「Fox」。

現行のEchoはスピーカーとしても2.5インチ径ウーファーとバスレフポート、2インチ径ツイーターを採用するなど本格的ですが、高さ約24センチで直径約8cm、約1kgと大きく重く、持ち運びを想定した製品ではありません。

対する” Fox “は、情報筋によれば缶ビールや、各社の円筒形ポータブルBluetoothスピーカー程度のサイズ。現行の Echoより安くなるほか、バッテリーを内蔵し、持ち歩いて使える製品とされています。

気になるのはバッテリー式であるために常時キーワード待受けではなく、ボタンを押して話しかける必要がある(とされる)点。

クラウドで高速に自然言語処理ができるようになったいま、音声認識ができる製品はありふれていますが、認識を始める前に手でボタンを押させたり、マイクを 口元に近づけたり、手首の動きでスリープ解除してから話しかけるなど、結局ハンズフリーでもロケーションフリーでもない製品が依然として多くを占めていま す。

現行のEchoは電源に常時接続しているため、コマンドキーワードのAlexaだけをローカルで常時待ち受けて、名前を呼ばれたら続く部分の音声もクラウ ドに投げて理解する仕組みです。小型版Echo (Fox) はドックに乗せて充電中ならば常時待ち受けしてくれるのか、やはりボタンを押す必要があるのかは不明確。

一方で iPhone 6s やモトローラの一部スマートフォンのように、電源に接続していなくても、低消費電力で音声入力を常時待ち受けできる機器もあります。小型版 Echo がもし本当に販売されるなら、布団に入って眼を閉じたままで「アレクサ、いま何時?」や「アレクサ、30分後に起こして」ができる製品に期待したいもので す。(Echoは今のところ米国向けに英語版のみ販売中。日本語は通りません。念のため)。

WSJのソースによれば、” Fox ” の発表は数週間以内の見込み。米 Amazon.com はうわさについてコメントしていません。

 

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まとめ

古くて新しいデバイスAmazon「Echo」ですが、ひとつひとつの技術を見ると、すでに世の中に存在しているものばかりです。

ところが、新しいセンスでそれらを組み合わせ、ユーザーの潜在的なニーズを把握して再構築した結果、革新的なものが生まれるという代表的な例だと思います。

初代iPhone、いやiPodでさえそうだったのではないでしょうか?

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まだ英語しか認識できないようですが、Amazon Fire TV Stickの音声検索を試した結果としては、日本語も十分に実用的な認識ができるレベルにあると思います。

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子供のイタズラですが、相手は機械なので何度でも返事を返します。

ところが、何回も「ハッピーニューイヤー」を繰り返し言ってみると、微妙に返答の仕方を変えてくるところが面白いです。

まあ、人間だったら怒るか無視するか別の反応をするでしょうが・・・

いずれにせよ、日本でもそろそろ発表があるような気がします。楽しみですね。

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ではでは、きらやん