【Apple Watch】を9か月間使ったものの、最終的に「卒業」することにした理由とは?!

ガーディアン紙の記者であるアレックス・ハーン氏は、発売と同時に479ユーロ(約5万8000円)でApple Watchの38mmステンレススチールと白のスポーツバンドを購入しました。その後9か月間にわたってApple Watchを使ってきたハーン氏でしたが、最終的に「二度と使うことはない」とApple Watchを取り外すことに至った理由について語っていますが・・・

GIGAZINEの記事から引用

ガーディアン紙の記者であるアレックス・ハーン氏は、発売と同時に479ユーロ(約5万8000円)でApple Watchの38mmステンレススチールと白のスポーツバンドを購入しました。その後9か月間にわたってApple Watchを使ってきたハーン氏でしたが、最終的に「二度と使うことはない」とApple Watchを取り外すことに至った理由について語っています。

Why I have finally taken off the Apple Watch for the last time | Technology | The Guardian
https://www.theguardian.com/technology/2016/jun/09/apple-watch-smartwatch

Appleは2015年4月にiPhoneと連携して使用可能な初のスマートウォッチ「Apple Watch」を発売しました。購入してから9カ月間にわたってApple Watchを使用し続けたハーン氏は、「私はApple Watchの見た目は好きだったし、『腕にコンピューターを着けている』というのは魅力的でした」と話しています。しかし、ハーン氏は2016年5月末を最後にApple Watchの使用をやめてしまい、代わりに「カシオ B640W」という古い腕時計を使うようになっています。不便になったのは「天気の通知」がないことだけだったそうです。

Apple Watchが登場する以前、多くのユーザーがApple Watchの「バッテリー寿命」に関して心配を抱えており、AppleのCEOであるティム・クック氏は「毎日充電する必要がある」と発言しています。一方でハーン氏はApple Watchを毎日充電せずに済んでいたため、バッテリーに関しては問題なかったそうです。それはApple Watchが十分なバッテリー容量を備えているということではなく、ハーン氏のApple Watchの使用時間が少なかったためとのこと。

2015年10月ごろにwatchOS 2が配信され、新機能「コンプリケーション」が追加されました。コンプリケーションは文字盤に対応のサードパーティー製アプリのウィジェットを配置してカスタマイズできるというもので、ウィジェットをタップすればアプリにアクセスすることも可能。ハーン氏もコンプリケーション対応アプリの「Dark Sky」というアプリをインストールしていました。Dark Skyはコンプリケーションで現在地付近の気温を文字盤に表示できるほか、「グランス」で表示すると15分以内に雨が降るかどうかがすぐにわかる機能を持っています。

当時のハーン氏にとって、毎朝外出する前にApple Watchでその日の気温と天気をチェックすることが習慣となっており、Apple Watchが服を選ぶ指針にもなっていたとのこと。カシオのデジタル腕時計に着け替えてからも、唯一この習慣だけは無意識に行おうとしていたことに気付いたそうです。また、Apple Watchで行っていた「通知のチェック」「タイマーのセット」「フィットネスデータの記録」などについては、大きな問題もなくiPhoneで行うスタイルに移行でき、「不便を感じることなく元の生活に戻った」と話しています。

Apple Watchが無用である理由を全て挙げるとキリがないそうですが、問題の95%は「iPhoneの代わりにするには遅すぎるスピード」「移動中に使えない厄介なインターフェース」「結局iPhoneを引き抜かざるを得ない制限的すぎる通知表示」といった「基本的な性能不足」にあるとのこと。「このまま多少改善されたところで、Apple WatchがiPhoneやiPod Touch並みにストレスなく使えるレベルになるのは難しい」とハーン氏は考えました。これらの問題は全て音声コントロールがうまく作動すれば解消される可能性がありますが、ハーン氏は「そしてSiriはダメだ」と述べています。

GoogleやAmazonは高い精度の音声認識技術を搭載した「Google Home」や「Amazon Echo」などを持っていますが、「Appleは技術的な解決策を持っていない」という結論に至ったとハーン氏は話しています。ただしいくつかの問題はサードパーティー製アプリのクオリティにも依存するため、「一概にAppleの問題ではない」と締めくくられています。

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まとめ

私がスマートウォッチを検討した時に最も重要視したのはバッテリー寿命で、その次が視認性でした。その結果として選んだのが初代Pebbleです。バッテリーは1週間もちますし、視認性はE-Paperなので良好です。暗がりでは手首を返すジェスチャーでバックライトが光るのでOKです。

日本語化を自分でやらなければならなかったり、それでも大きいフォントでは漢字が表示されないのでスマートフォン側の電話帳の名前を頻度の高い人はひらがなに変えるなどの工夫が必要でした。メールやSNSに関しては小さいフォントで表示されるので問題ないです。

昨年の10月から使い始めてもう8ヶ月が経過しましたが、まったく不満に感じたことは無かったですね。そもそもスマートウォッチに過大な期待を抱くのは止めた方が良いと思います。スマートフォンの代わりは無理です。たかが時計くらいに思っていると楽です。

一方であまり期待していなかったことが便利に感じてきました。それは音楽プレーヤーのリモートコントロールです。私は音楽のほとんどをiPod touchで楽しんでいます。外出時はもちろん、自宅でもAirPlay経由でスピーカーを鳴らして聴いています。アプリは複数のものを使い分けていますが、それらを全部Pebbleの3つのボタンでコントロールできます。

このアプリのコントロールは3つの手段があって、先ずはiPod touchを直接操作する方法。2番目はワイヤレスイヤホンのボタン操作。3番目がPebbleのボタン操作です。スピーカーの場合も考えると、Pebbleのボタン操作が最も便利です。場所を選ばないのと最小限の表示は確認できます。

この方法は欠点もあります。それはiPod touchとペアリングする必要があるので、Androidスマートフォンとのやりとりがうまくできないケースがあります。私の場合は優先度に応じてペアリング先を変えていますが、これが自動で切り替わると便利になりますね。NFCはうまく機能しないので何か条件が揃っていないのだとは思いますが・・・

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ではでは、きらやん