【オヤジでも知りたい】レオナルド・ダ・ビンチの展覧会が広島でもあるらしい?!

レオナルドダビンチ

【レオナルド・ダ・ビンチと「アンギアーリの戦い」】展が9月から10月末まで広島県立美術館であるらしいのですが、この話を知り合いにすると「行かない」と言うので「なぜ?1,300円は映画より安いよ?」と聞くと「イタリアに行って観る」らしいのですが???

「アンギアーリの戦い」とは?

レオナルド・ダ・ビンチとミケランジェロがシニョリーア宮殿(現ヴェッキオ宮殿)を舞台に戦闘画で共演したエピソードは有名ですが、その計画の全貌はいまだに謎に包まれたままです。つまり「アンギアーリの戦い」という壁画は現存していないのですが、その中心部分をなす「軍旗争奪」の戦闘場面を描いた板絵が展示されるそうです。

「なんだ、オリジナルではなく模写か・・・」と美術の事が無知な私ですが、それでも1,300円なら行ってもいいかな?くらいに考えていました。

ところが「イタリアに行って観る」と言われるとさすがに少々ギクッとしたので調べてみました。

アンギアーリの戦い

Wikipediaから引用

いつものように、わからない話題は先ずウィキペディアなんですが、抜粋でも少々長いです。

1504年、レオナルド・ダ・ヴィンチはフィレンツェ共和国からの依頼を受け、ヴェッキオ宮殿(共和国の政庁舎)の大会議室「500人大広間」に『アンギアーリの戦い』を描き始めた。その時の契約書は他ならぬニッコロ・マキャヴェッリがサインしたものであった。同時に、ダ・ヴィンチの壁画と反対側の壁には、『ダビデ像』を仕上げたばかりのミケランジェロが『カスチーナの戦い』(Battaglia di Cascina)の制作を手がけていた。同じプロジェクトを同時期に両者が手がけたのは、この時だけである。ミケランジェロの『カスチーナの戦い』は、入浴していた兵士たちが不意打ちを喰らう場面を描写していた。しかし、ミケランジェロは下描きが終わった時に(1505年)、教皇の墓を手がけるためにユリウス2世にローマへ呼び戻され、『カスチーナの戦い』は未完のまま終わった。

ダ・ヴィンチは、『アンギアーリの戦い』で軍旗を激しく奪い合う兵士たちや、軍馬の衝突を描いた。ジョルジョ・ヴァザーリはその著書『画家・彫刻家・建築家列伝』においてダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』の描写の素晴らしさを賞賛している。

『アンギアーリの戦い』はダ・ヴィンチ最大の大作であり、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に描いた『最後の晩餐』の苦い経験から、テンペラやフレスコではなく油絵で壁画に挑戦した。そのため、実験的な手法を試みた。しかしダ・ヴィンチは、恐らくロウを混ぜた厚い下塗りなど試行錯誤したが、表面の絵の具が流れ落ち出した。急いで乾かしたものの絵画の下半分しか救うことができず、上部は色が混じり合ってしまい、ダ・ヴィンチはこの壁画を諦めることとなった。

こうしてダ・ヴィンチとミケランジェロの2つの未完成の壁画が、1512年まで同じ部屋に残された。その中で、ミケランジェロの『カスチーナの戦い』は、ミケランジェロの才能を妬んだバルトロメオ・バンディネッリ(Bartolommeo Bandinelli)によって同年に切り刻まれてしまう。一方、ダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』はその中心部分の素晴らしさを賞賛され、その後数十年は多くの画家によって模倣されていく。

1555年から1572年にかけて、大広間はコジモ1世の宮廷のために改築、拡張された。この改修はヴァザーリを中心に行われ、この時、ダ・ヴィンチとミケランジェロの2つの未完成の壁画は共に壁ごと失われたと考えられてきた。

つまり、ダ・ビンチの壁画の中心部分を模写した絵画は今でも複数存在しており、どうもそのひとつの「タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)」は日本の東京富士美術館が所蔵していたのをイタリアからの要請で無償で寄贈したようです。その時の協定で、東京富士美術館はこの作品をイタリアから貸与が許され、日本および国外でも展覧会を開催することが可能になったみたいです。

実は当のダ・ビンチの描いた壁画が現存するという説があり、こっちの方がミステリアスで私のようなオヤジには面白いのですが、時間があれば以下の記事や動画をご覧になってください。
http://www.team-lens.com/heartstrings/2015/january/2015_0111.html

歴史の不思議 2 ダヴィンチの伝説の巨大壁画発見

まとめ

美術には興味が無くても、歴史ミステリーにはなぜか興味があるので、今回の話題は微妙ですが、とにかく広島でこの歴史的展覧会を1,300円で観られるというのはラッキーです。しかも、今回の展示はダ・ビンチの作品の模写とミケランジェロの作品の模写を並べて展示するようなので、時空を超えた映像の体験ができそうです。

さすがにイタリアまで行って観たいとは思いませんが、自称「???オタク」の私にはその気持ちは痛いほどわかるので、応援したい気持ちです。「現場感覚」が大切と記事に書いた手前もありますし・・・

もしそのうちにダ・ビンチの壁画の現物が出てきたりしたら・・・と思うとなんだかワクワクしてきますが・・・

ではでは、きらやん

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