クラウドゲームにMicrosoftが10月にGoogleより先行参入?!

クラウドゲームサービスのGoogle Stadiaを11月から開始するとGoogleが発表した途端にMicrosoftが10月にxCloudを開始すると発表しGoogleより先行させるようです。にわかに注目を集めるクラウドゲーム市場を俯瞰してみます。

クラウドゲーム市場

今秋に開始が発表されているクラウドゲームサービスは「Apple Arcade」「Google Stadia Pro」そして今回ソニーと提携した「Microsoft xCloud」と、私のようにそれほどゲームをやらない人間にとっても、なぜここに来て急に?と思わせる白熱ぶりを感じます。

MicrosoftがxCloudで10月に参入

Google Stadiaを11月に開始すると発表したGoogleに対抗してか、ソニーと提携したMicrosoftがxCloudを10月に開始すると発表し注目を集めています。

https://www.asahi.com/articles/ASM6B34TMM6BPLFA004.html

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190610001753.html

Google Stadiaの4K映像でのネットで必要な実効通信速度

Google Stadiaの4K映像を4K画質で観ると、YouTubeで通信速度を計測したところ、標準の30FPMでも150Mbpsに達しているために、どのくらいの実効的な通信速度が必要なのか気になります。

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Google Stadia 4K

私は昨年末にBS4K放送を手持ちの2Kテレビで観たいと思ってJ:COM TVに加入した時に、ついでにネットも高速化して料金も抑えるためにJ:COM NET320Mも同時に契約しました。

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4K YouTube

その結果としてStadiaは4Kでも楽しめそうですが日本では来年以降となりそうです。

https://wired.jp/2019/06/08/google-stadia-release/

クラウドゲームに不可欠な高速で安定した通信環境

以下の記事を読むと有線接続も考慮しておいた方が良さそうですが・・・

https://www.gizmodo.jp/2019/06/xcloud-hands-on.html

私の場合はJ:COMのSTB(セットトップボックス)まではテレビ用の電波が同軸ケーブルで入っていて、そこから有線のイーサネットケーブルで無線ルーターに繋がり、基本的にはWiFiでローカルネットに配信されています。

無線ルーターには有線接続用のポートもあるので、例えばMac miniにはイーサネットケーブルで有線接続すれば、物理的にはJ:COM NET320Mの320Mbpsが出ると思います。Mac miniは1Gbpsまで対応しています。

当面はこれで十分かと思いますが、光回線のユーザーでも都会のマンションなどだと物理的にもVDSLで100Mbpsに制限されているところも多く、さらにベストエフォート方式だと混む時間帯には実効通信速度が10Mbpsも出ない事も起こり得ます。

https://xn--nuro-ec4c955q3ibyw2bgf2b038c.jp/fletshikari-osoi-hyouban/

まとめ

私はJ:COMでテレビとネットとスマートフォンを一括で契約しているので、安定した高速通信環境を都会のマンションで得られながらトータルの料金も月額7,000円程度で済んでいます。BS4KやCS放送の視聴や録画もできます。

ただし、J:COMはKDDI系とは言えケーブルテレビ会社なので地域性があり、例えば広島市では使えませんでした。札幌市ではかなり普及しているようですが・・・

光回線だから高速だとは限らないので、これを機会に一度ネットの通信環境を見直してみると良いかもしれません。

ただし、入会時は無料でも、解約時には8万円も請求されたという話を知人から聴いたことがあるので、そのあたりも考慮する必要があると思いますが・・・

ではでは、きらやん