北川悦吏子?セリフの世界に引き込まれてしまう不思議?!

北川悦吏子 人物

ドラマや映画を観た後にしばらく経ってから思い起こすと、通常はストーリーが蘇るわけですが、北川悦吏子の場合はなぜか「セリフ」が浮かび上がります。今朝のセリフは「オレが寝坊している間に、世界は動いている」でしたが?

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最初はロンバケ

私が最初に「北川悦吏子」という固有名詞を意識し始めた作品は「ロングバケーション」でした。

当時はVHSの時代でした。妻に人間録画予約しておいて、帰宅してから観ていました。ドラマとしてはおそらく最高視聴率の記録を塗り替えた作品だったのではないか?と思います。

ロングバケーション最高視聴率

この作品にハマったのが独特の「セリフの魅力」でした。

以前の記事で書いた「星たちが輝くために存在する闇。そんな闇になりたい」は、この作品で木村拓哉松たか子に呟いたセリフが元になっています。

1996年の作品なので、22年も経っているのに今だに思い出すセリフがあるというのは不思議な気がします。

恋愛の神様

と呼ばれるようになった、1992年の『素顔のままで』や1993年の『あすなろ白書』からはコンスタントにラブストーリードラマをヒットし続けています。

北川悦吏子のドラマ

一方で、登場人物に障がい者が多いのにも気が付きます。今回の朝ドラ「半分、青い」のヒロインは左耳が聞こえません

ビューティフルライフ」のヒロインは車椅子の障がい者です。ところが、平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録します。

今のドラマの視聴率を考えると想像を絶する記録であると同時に、記憶に残る作品でもあります。

本人が障がい者

Wikipediaより抜粋を引用します。

ウィキペディア「北川悦吏子」

かねてより闘病していることを明かしており、ブログでその日々を綴ったものをまとめた『のんちゃんのふとん』を出版しているが家族が心配するため病名は公表してこなかったが[9]、2015年に病名を明らかにした[10]。もともと腎臓が悪く、16歳のとき「子供は産めない」と告知され1993年に子供をもたないという条件で通信社勤務の男性と結婚したが1997年に思いがけず妊娠、娘を出産した[11][10]。1999年、人間ドックで国指定の難病である炎症性腸疾患が見つかり、投薬を続けて寛解と再燃を繰り返していたが2010年6月に大腸全摘出手術を受け、症状が落ち着いた。だが2012年、左耳が突然聞こえなくなり突発性難聴と診断され入院するがその後、聴神経腫瘍と判明する[12][10]。左耳は完全失聴したが自分が脚本を書いた同じく失聴したヒロインが登場する『オレンジデイズ』の台詞に励まされたという[13]。2018年、自身の失聴体験をもとに連続テレビ小説半分、青い。』の脚本を手がけた[要出典]

今朝の朝ドラでは、豊川悦二がヒロインに向かって「恋愛をしなさい」と説きます。なぜなら、漫画の世界は実体験、つまりリアリティーが必要だからというような説明をします。

部屋に籠って漫画ばかり書いて生活しているのではなく、外に出て生身の若者の体験をしなさい、ということだと思います。

私も実は障がい者(双極性障がい)ですが、富士ゼロックスを退職する直前の5年間は「ユニバーサルデザイン」を担当しました。

そこで、試作機を評価してもらうなどで、あらゆる障がい者の方々と出会いました。自分の名刺にも点字を刻印していたので、スタッフからは手間とコストがかかると煙たがられていましたが・・・

ところが、その「手間とコストがかかる」ことが、世の中を良くすることに繋がっていると後になって気付くことになります。

なぜ北川悦吏子のセリフに引き込まれるのか?

ロングバケーションの頃から、北川悦吏子のことが知りたくなって、エッセイなどを読み漁りました。

「原宿に住んで、ラフな格好で、自転車に乗ってスーパーに買い物に行く」などの情報に触れるたびに、徐々に親近感を覚えてきます。「神様」が地上に降りてきたようでした。天津神が国津神に?

「平凡なる非凡さ」

平凡な日常生活を丹念に積み重ねる事で、非凡な作品が生まれていると確信しました。織田信長ではなく「徳川家康」タイプだと思います。

今朝の朝ドラでも、「井の中の蛙、大海を知らず」の後の「されど、空の青さを知る」が印象に残りました。

一般的とも思えるセリフなのに、北川悦吏子にかかると特別なセリフに思えてきます。

YouTubeのドラマのメイキング映像の中に、北川悦吏子のノートが出てきたのを想い出します。無数のセリフが書き込まれていて、矢印やアンダーラインなども・・・

ロンバケの裏側 >>> YouTubeサイトへ

北川悦吏子

プロの眼」を感じます。

一つのセリフを台本に入れるのに、10個はセリフの候補をノートに書き出すそうです。

「素人は、1個で満足する」

「プロは、10個で打ち切る」

「天才は、1000回ノーと言う」

「超天才は、10000回出来ることに感謝する」

スティーブ・ジョブズは天才だと思いますが、北川悦吏子プロフェッショナルな凡人だと思います。

「そちらの空は、どんな空ですか?」

今や、人気女優とアーティストの2つの顔を持つ「知英(ジヨン)」。その彼女が最初に主演を務めた記念すべき作品ですが、北川悦吏子の脚本と知って興味を持ちました。

【KARA】元KARA 知英、「ロンバケ」北川悦吏子脚本で初主演に挑戦! >>>

YouTubeのシネマビデオで3話完結ですね。ラブストーリーではなく、見方によればシリアスな作品ですが、知英の新しい面を発掘しているように感じます。

[キットカット]そちらの空は、どんな空ですか? エピソード1 【ネスレシアター】 >>> YouTubeサイトへ

北川悦吏子は、知英のような磨けば光る逸材を発掘するのが得意なのかもしれません。

まとめ

久しぶりに、ロンバケのメイキング映像を見返していると、最後の方で、キャストとスタッフのチームワークが優れた作品を生み出すことに触れていました。

「One for all, All for one」

誤解されがちな「One for all, All for one」の本当の意味 >>>

「All for one」のoneの本当の意味は「一人」ではなく、「一つの目的」ですね。

「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」

「ミスは起きるものなので、ミスを責めない。逆にフォローしていなかった事を責める」

最近の報道番組に出てくる「セクハラ」報道や「不祥事」報道などを見聞きしていると、ある言葉が頭に浮かんできます。

「過失なら、正直に報告して、誠意を持って謝る」

「確信犯なら、社会的制裁をもって償う」

基本的には「男の美学」や「女の美学」を持って生きて行くと言うことでしょうか? それが「日本の美学」に繋がり、世の中を良くし、幸福度の高い人生を感じ取れるようになれると思います。

幸福度=高収入や大資産」かもしれませんが、それが今の日本人の幸福度を下げている要因にもなっているように感じます。

平凡なる非凡」を北川悦吏子のセリフから感じ取れれば、「自分の人生の目的」について、再考出来るようになれるかもしれません。

ではでは、きらやん

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