50歳から美容室へ?美容師は「知らない世界」に興味がある?!

那須久美子 その他生活

50歳を過ぎて転勤で神奈川県の新百合ヶ丘に転居しました。妻の勧めで髪のカットを理容室から美容室に転向しましたが、ファッションには全く興味が無く「オタク」と呼ばれ特に若い女性から忌み嫌われていた私が美容師との会話でファッションに興味を持つようになったキッカケとは?

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スタイリスト 那須久美子の若いスタッフへの教育論

野沢道生のヘアー・サロンで売り上げNo.1のスタイリスト 那須久美子と「道を継ぐ」の著者 佐藤友美が対談して執筆した記事が以下です。

【『道を継ぐ』刊行記念対談】〜教育は教える側のレベルで9割決まる〜 >>> HAIRサイトへ

『道を継ぐ』の著者の佐藤友美さんとゲストのMichio Nozawa HAIR SALON Ginzaのスタイリスト・那須久美子さん

49歳でその生涯を閉じた伝説の美容師・鈴木三枝子さんを描いた『道を継ぐ』(アタシ社)が「私もこんな風に生きたい!」「女友だちみんなに読ませたい!」と大反響。なぜいま、女性美容師の生き方がこれほどまで一般の女性に支持を受けているのでしょうか。『道を継ぐ』の著者の佐藤友美さんと、カリスマ的人気を誇る女性美容師さんの対談連載第5弾です。

この中で、那須は若い男性スタッフの育て方に特別の思いがあるようです。

那須:私、「やんちゃ」なスタッフを救うのが好きなんですよ。だから男性アシスタントが多いですね。やんちゃなスタッフって、サロンからすると「使いにくい」と思われやすいんですが、そういうタイプこそ伸ばしてあげたいって思っちゃうんです。

仕事について語る那須久美子さん

この気持ちは私が職場のリーダーになった頃に抱いた気持ちと一致していて共感を覚えました。

新入社員の中で「問題児」だったメンバーを観察していました。周りのメンバーに溶け込もうとせず、思った事は言いたい放題で、職場での不満は私を通さず私の上司の部長に直談判するなど、他の若いメンバーと比べると「扱いにくい」存在でした。

ところがある日、仕事の都合で準備することがあって、早朝に出社した時に、彼がすでに出社していて、メンバーのゴミ箱に残っているゴミを全て分別コーナーのゴミ収集場所に持っていって分別し、床を掃いて、机の拭き掃除をしていました。

おそらくこの事は、私も気が付いていなかったので、他のメンバーも知らなかったと思います。

この景色を観て、彼は自分勝手でワガママなのでは無く、何らかの理由で、私やメンバーから距離を置いているように感じました。それならどうにかなりそうだという「確信」を得ました。

佐藤:理論で語るから、納得せざるを得ない、と。

那須:そのためにも、自分の仕事はすべて言語化できなきゃいけないですよね。なぜこの角度で切ったのか、なぜあのお客さまにこういう声かけをしたのか。感覚的な仕事ほど、理論を語ることが大事だと思います。

仕事について語る那須久美子さん

私は特に若い女性から「オタク」だと言われて「忌み嫌われていた」ので、なるべく「女性の感性」に訴えるような会話を心がけていました。この「感覚的な仕事ほど、理論を語ることが大事」という言葉を読んで、新しい視点を得たような気持ちになりました。

佐藤:それはすごい!こんなに離職率の高い職業なのに。何か秘訣があるのかな。

那須:仕事を全部見せてあげるからだと思います。私、自分のアシスタントには、「君たちを絶対にお手伝いだとは思わない」と必ず最初に宣言するようにしているんです。お手伝いじゃなくてプロの美容師なんだと。

佐藤:アシスタント扱いしないんですね。

那須:だから、「私の右腕」になるんじゃなくて「私自身」になってほしいし、私のお客さんを担当する以上は、私と同じことをやってほしいんです。

・・・中略・・・

那須:ただし、ひとつだけ例外があって。自分で最大限考えて、私以上の結論を見つけたのであれば、いくらでも言ってきていいんです。たとえ、先輩に反抗する言い方になったとしても、それは全部採用すると伝えています。

佐藤:とてもフェアだし、気持ちのいい関係ですね。

仕事への想いを語る那須久美子さん

60過ぎのオジサンにも刺激になるし、なるほどと共感できる話が多いです。

美容師は「知らない世界」に興味がある

50歳を過ぎて理容室から美容室に転向する少し前に、3DCG(三次元コンピューター・グラフィックス)で美少女CGの静止画作品を作る事に熱中するようになっていたので、それを職場の若い女性に話すと「変態」だとか「セクハラ」だとか「オタク」扱いされ「忌み嫌われて」いました。

ところが、美容室でその話を担当の美容師に軽く話すとなぜかその話題に喰いついて来ました。それまでに無かったリアクションだったのでこちらが少々引いてしまい、その時は軽く流しました。

その美容室は指名制だったので、同じ美容師を指名していた関係で、時々3DCGの美少女CGの話を少し深く話すようになりました。彼女が興味を持った点は、どうやら「VR(バーチャル・リアリティー)でヘアスタイルやメイクや衣装を試せる」という可能性だったようです。

私は3DCGでは当時はそういった観点や視点では考えていなかったので、話題はもっぱら自分の興味の方向に向かっていましたが、彼女はそれに自然に応じていました。今から考えると、私より遥かに彼女には未来が見えていたのだと思います。

3DCGやVRでヘアスタイルやメイクや衣装を試す?

10年以上前にその美容師には見えていた世界が現実のものになりつつあります。私は美容師の視点で3DCGやVRを観ていないので中途半端にはなりますが、私の引き出しから出せるものを紹介します。

オンライン3D投稿サイト「Sketchfab」

私が3DCGによる美少女CGの作品を投稿しているサイトは以下です。これ以前の静止画作品は手違いで全て消してしまいましたが・・・

きらやんの美少女CG 作品集 >>> Sketchfabサイトへ

前の章で紹介した静止画作品の元の3Dモデルを投稿したVR作品が以下です。

デスクトップでは、左マウスドラッグで回転、右マウスドラッグで移動、スクロールホイールで拡大縮小します。スマホ/タブレットでは、それぞれシングルスワイプ、ダブルスワイプ、ピンチとなります。

ちなみに背景には「東京ビッグサイト」を使っていますが、意図的にボカしているのでわかりにくいとは思いますが・・・

2D/3Dでのヘアスタイル、メイクなど

2Dのシミュレーションでは、無料のオンラインサイトで試せます。

【ポートレート】ブラウザだけで顔とヘアースタイルのメイクアップ?! >>>

TAAZ

TAAZという無料のオンラインサイトを使うので手軽に試すことが出来ます。

 

3DCGで行う場合は、いくつか方法がありますが、一例として有料ソフトで顔写真にメイクを施した後で、3Dモデルにテクスチャーとして貼り付ける方法を以下の記事で紹介します。

好きな顔写真に好みのメークをして3DCGを楽しむ3つのプロセスとは? >>>

バーチャルファッション

当時の2010年頃にはオンラインで楽しめるバーチャルファッションサービスがいくつかありましたが、最近ではほとんどが使えなくなっています。今でも試せると思われるものを以下にピックアップしてみました。デスクトップ版ですが・・・

HAOREBA >>> Digital Fashonサイトへ(Flash)

★ Flashを有効に出来ない場合はコチラを参考にしてください。>>>

AWASEBA >>> ファッションコーディネートサービス サイトへ(Flash)

★ 実際にいくつかのブランドの衣装を自分の顔写真をアップロードして試せます。

 

★ スマホ/タブレットで試したい場合は「Puffin Web Browser」アプリ(iOS/Android)をインストールしてお使いください。無料版は全画面広告が数秒間表示されることがあり少々煩わしいですが・・・

 

TriMirror >>> バーチャルフィッティングソリューション サイトへ

★ TriMirrorは過去には実際にオンラインで試すことが出来ましたが、現在は商用利用目的で業者のみに提供されているようです。

まとめ

後半はかなりマニアックな内容なのでソッチの世界に興味の無い人にとってはあまり立ち入りたく無い話題なのではないでしょうか?

ところが、その美容師にとっては興味深い話題だったようです。

私はこの事から、ファッション関連業界に居る人はひょっとすると「知らない世界」に興味を持ったり目を向けたりする人なのでは?という仮説を立てて検証中です。

それまではまったくファッションというものに関心がなかったオタクでしたが、この美容師の影響で少しはファッションに興味や関心を持つようになれた事はありがたいと感謝しています。

ではでは、きらやん

 

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