【バイオリン】オススメはヤマハブラビオールV25GAだけど?!(前編)

  • 2017年5月12日
  • 2018年8月22日
  • 楽器

バイオリンを50歳から習い始めて10年以上が経過しました。その間にサイレントバイオリンと普通のバイオリンを買い換えて使ってきましたが、初心者にオススメのバイオリンとその理由を書いてみます。

バイオリンの変遷

最初のバイオリンは、ヤマハの初代サイレントバイオリン「SV100S」でした。以下はオークションに出品されたものの写真です。

サイレントバイオリン

20,001円で落札されました。定価は115,000円です。生産完了品です。 1年間これで練習して、普通のバイオリンに買い換えました。

チェコ製の15万円くらいのあまり有名でないメーカーのものでした。これが失敗でした。後で説明します。 やはり1年間これで練習して、今度はオールドバイオリンに買い換えました。

イギリス製の50万円のもので、製作されてから約130年ほど経っていました。これも失敗でした。後で説明します。

次が現在も使っているヤマハのブラビオールV25GAです。25万円ほどしましたが、ヤマハ直営店で買ったので、通販であればもっと安く買えると思います。今回のオススメはこのV25GAです。

なぜオススメなのか?

品質が高くトラブルがまったく無いです。さらに有名メーカーのラインナップ商品なので、リセールバリューが高いです。

この結果、買い換える時に下取り額やオークションやリサイクルショップの買い取り価格が高くなります。

初期品質が高い理由として、工場での徹底した品質検査があります。以下をご覧ください。
ヤマハバイオリンBraviolシリーズ特別試奏検品現場に潜入!!!

国産メーカーなら当たり前じゃないか?と思われるでしょうが、ここまでできるメーカーは大手に限られます。

1日に100台もバイオリンの中級機が作れるのはヤマハしかないと思います。 以下の動画はヤマハのバイオリン製作工程ですが、かなり手作りの部分があります。
Yamaha Violin Custom Workshop

通常は手工品バイオリンは100万円以上します。ヤマハの中級機は機械加工と手工と半々くらいのようですが、それが20万円程度で入手出来るのは嬉しいですね。

失敗から学んだ事

サイレントバイオリンの次のバイオリンは、元妻の友人の紹介でバイオリニスト兼バイオリン教室の経営者の人に勧められて行った所が、広尾駅の近くのこじんまりとしたバイオリンショップでした。

後から考えると、ショップの店長とバイオリニストは仲が良く、うまく連携プレーをしていたようです。おそらくリベートがあったはずです。

それを知らずに当初の予算より高い買い物をさせられた上に、音質的にも悪いバイオリンを掴まされました。

バイオリンは初心者のうちは、今回オススメの機種のような有名メーカーの気に入った機種を通販で買うのがオススメです。

運送時の故障の心配はほとんどありません。 実際私の場合は、広島のヤマハ直営店に出向いて購入しましたが、在庫が無かったので結局自宅に直接送ってもらうよう手続きをして支払いも済ませました。

段ボールに入って届きましたが何ら問題は無かったです。 次のオールドバイオリンは、音は最高でした。おそらく100万円クラスの音質だと思います。

ところが、古いのでメンテナンスがたいへんでした。3ヶ月に1回は何らかのトラブルや故障が起こって、その度に買った工房の店に持って行って調整や修理をしていました。 初心者の間は品質が安定している有名メーカー製の中級機をオススメします。

サイレントバイオリン & エレクトリックバイオリン

練習用には夜でも静かで周りに迷惑をかけないサイレントバイオリンがおススメです。以下の記事をご覧ください。

【楽器】サイレントバイオリンと普通のバイオリンを弾き比べてみると?! >>>
初心者向けの低価格のセット商品は以下です。

ライブなどでアンプやエフェクターを繋いで迫力ある演奏を楽しみたい場合はエレクトリックバイオリンがおススメです。以下の記事をご覧ください。

【ヤマハ】エレクトリックバイオリンがお買い得かも?5弦モデルも?!

まとめ

バイオリンは楽器の中では高価な部類に入るので、慎重に機種選びをしなければなりませんが、ポイントを押さえておけば、通販で品質の良いものを安く購入ができます。

ピアノと違ってバイオリンは持ち運んで弾けるのがメリットだと思います。音楽教室でのレッスンで自分の楽器が使えるのもメリットですし、聴かせたい相手の前で弾くのもいいもんです。

後編では、今回オススメの機種について私が気に入っているところを説明したいと思います。

 

ではでは、きらやん