【Reason Limited】nanoKontrol2バンドルのDTMソフトでバッキングを試す?!

  • 2017年8月24日
  • 2017年9月30日
  • DTM
DTM Reason Limited

バッキング・コントロール用に購入したKORG「nanoKontrol2」のバンドルソフトであるReason Limitedを使ってバッキング演奏を試したので紹介します。iPhoneのMIDIシンセ・アプリ「ThumbJam」でWiFi経由の手弾きソロ演奏も同時に行いましたが?

前回からの経緯

前回の記事は以下です。
【nanoKontrol2】バンドルのDTMソフト Reason Limited をバッキングで使うには?!

前回は、バンドルソフトのReason Limitedを入手し、ライセンス・ナンバーを取得してアクティベーションを行って使える状態にしました。しかし、以前に紹介したReason Essentials 9 DEMOでは使えた「Reason Factory Sound Bank」内のパッチ・ファイルがブラウザで見えないので使えませんでした。

そこで昨日KORGのサポートに問い合わせしていましたが、KORGのページをよく見ると、Reason Limitedはサポートの対象外だとわかりました。
Reason Limited

パッチ・ファイルはどこから探す?

Reason Essentials 9の場合は、左側にブラウザが表示されそこから探して使っていたので、メニューからブラウザを表示するようなことは行ったことが無かったので戸惑いましたが、結論から言うと「作成」メニューの「インストゥルメントの作成…」を選ぶことでパッチ・ブラウザが表示できます。
Reason Limited私の場合は、効率よくラックにインストゥルメントをマウントするために「Combinator Patches」を使います。上記のようにフォルダーを開いてゆき「Drum&Bass Live Template [ Run ]」を選んで「OK」をクリックします。こんな感じです。
Reason Limited複数のインストゥルメントとエフェクターやミキサーなどがセットでロードされるので、効率よく作業ができ、このセッティングは専門家が作ったものなので、出音も良いです。

ところが、ここまで来て気が付いたのですが、Reason Limitedのインストゥルメントの中に「Dr. Octo Rex ループプレーヤー」が見当たりません。これはショックでした。もちろんReason Essentials 9 DEMOには含まれていました。
Reason Limited
と言いながらも、シンプルなバッキングならReason Limitedでもできるので、エフェクターのセッティングも含めた「音の良さ」を楽しむこととして、とりあえず先を続けます。

Drum&Bass Live Template [ Run ] とは?

ドラム、ベース、フルート、パッドの4つの楽器がセットされたマルチ・パッチで、バッキングをサクッとやる時には重宝します。今回はフルートのパートをiPhoneアプリの「ThumbJam」でWiFi経由で手弾き演奏し、ドラムとベースは8つのパターンを切替えて鳴らせます。パターンの切替えはコンビネーターのパターン・ツマミでやります。
Reason LimitedこれだとnanoKontrol2のロータリー・ノブにアサインできるので、スライダーをミキサーのボリュームにアサインすれば、ハードウェアで最小限のコントロールが可能です。

さらに、ドラムを別のコンビネーターに差し替えると、32パターンの切替えができるようになります。「DruMatriX [ Run ] 」を使います。
Reason Limited
このコンビネーターのセッティングは、11個の「Matrix」(パターン・シーケンサー)を使って「ReDrum」というドラム・マシーンを鳴らす構成になっていて、A1~D8の32個のパターンを切替えられます。これもコンビネーターのツマミで出来るので、nanoKontrol2のノブにアサインできます。
Reason Limitedこれを併用する時は、コンビネーター 1 のドラムを右端のボタンをクリックして赤から白に変えて鳴らないようにしておきます。

手弾きシンセ・アプリのMIDI信号の受け方

iPhone手弾きシンセ・アプリ「ThumbJam」やWiFiでMIDI信号をデスクトップPCが受けられるようにする「rtpMIDI」の設定などは以下の記事を参考にしてください。
【JD-800】Windows 10のサンプルシンセをiPhoneで弾く(演奏編)?!

rtpMIDIは、最初は動いても、翌日になって使おうとすると動かなくなるケースがあります。この場合はいろいろやるのですが、最も手っ取り早く動かすのは、rtpMIDIのインストーラーを起動して「Repair」ボタンをクリックして「修復」するのが確実です。それと、iTunesの機能も使っているので、iTunesを立ち上げて、何かネット経由で音楽を短時間でも鳴らすと解決する場合があります。

Reason Limited側の設定は簡単です。例えば「ThumbJam」側のMIDI OUT CH.が「CH 1」の場合は、以下のように「CHANNEL 1」のメニューボタンをクリックして、メニューから「Flute(NN-XT Sampler)」を選べばOKです。
Reason LimitedこのフルートのNN-XTサンプラーには他のサンプルも簡単にロードして切替えられるので、フルート以外のシンセ系の音色に切替えて手弾き演奏することもできます。サンプル名が表示されている窓の左側のボタンをクリックして切替えたりロードしたりセーブもできます。
Reason Limited

まとめ

以上のセッティングで、フルートの手弾きソロとドラムとベースのバッキング入りでアドリブ演奏した曲が以下です。

Reason-1.mp3

今回の録音は、簡単に済ませるためにステレオICレコーダーにヘッドフォン端子からオーディオ・ケーブルで繋いでダイレクトに録音しましたが、Reasonで手弾きのMIDI信号をトラックに録音してソングをWAVファイルに書き出したり、以下の記事で説明している「Voicemeeter」を使ったり、「Rewire」などでDAWソフトへのループバックの方法などいろいろあるので、都合の良い方法で録音してください。
【REASON 9】Ohm Studio FreeからFL StudioプラグインでMIDIでコントロール?!

Reason Limitedは機能がシンプルなので、できることも限られてはいますが、見方を変えると「わかりやすい」と思います。わかりやすいと言っても、初心者にとってはこの種のDTMソフトは基本的にハードルが高いので、先ずはReason LimitedでDTMソフトに慣れるというのが良いかもしれません。

以下は、Bitwig Studio 2 DEMO上でREAKTOR「FLESH」でバッキングを鳴らしつつ、iPhoneシンセ・アプリの「GyroSynth」と「ThunbJam」で手弾きソロ演奏した曲です。ソロの音色はIKの「Syntronik Free」のminiMoogっぽいのを使っています。

Syntronik-1.mp3

これとReason Limitedのサウンドを比べても、決して引けを取らない出音ですし、雰囲気的にはアコースティックっぽいReason Limitedのサウンドの方が好みの人も居るかと思います。

作りたい曲の雰囲気や、時間の余裕などを考えて、使うツールをケースバイケースで決めれば良いのではないでしょうか?

ではでは、きらやん