Mac miniでスケッチアップ?LuxRender物理レンダリングを高速化?!

スケッチアップ 3DCG

前回LuxMarkでMac miniでも高速レンダリングが可能な事がわかったので、スケッチアップのポルシェ911をLuxRenderで高速物理レンダリングしてみたので紹介します。LuxCoreでは一部レンダリング出来なかったのと、さほど高速ではない?

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背景

従来は、スケッチアップのシーンをLuxRenderで物理レンダリングする場合、数万ポリゴンレベルでレンダリング時間が1時間近くかかっていました。

前回の記事で紹介したMac版のLuxMarkによるLuxCoreRenderのレンダリングでは、Mac miniでもCPUのみで数分で十分な画質が得られる事がわかりました。

Mac miniはGPU付き?LuxMarkでLuxCoreRenderベンチマーク!? >>>

しかし、現状のLuxCoreRenderは未だMacには対応していないので、Macでは高速化は無理だと思っていました。

ところが調べてみると、LuxRender 1.6ではLuxCoreRenderを一部サポートしている事がわかったので、1.6を探してインストールして試したところ、ある程度の高速化が出来たので紹介します。

Mac版 LuxRender 1.6

以下のサイトからダウンロードします。

https://mac.softpedia.com/get/Graphics/LuxRender.shtml

LuxRender 1.6

1.6以前のバージョンをインストールしている場合は、LuxRenderフォルダーごと別のフォルダー(書類とか)に移動しておくと良いかと思います。

1.6をインストールします。

私の場合は1.3をインストールして使っていましたが、ルックスや操作方法は1.6もまったく同じでした。

スケッチアップでポルシェ911をレンダリング

ポルシェ911をダウンロード

3D Warehouseの検索窓に「2015 porsche 911」と入力して検索し、以下のポルシ911をシーンにダウンロードします。ポリゴン数は約9万です。

ポルシェ911

シーンの適当な場所に置き、シーン画面を適当な大きさと位置に整えます。

ポルシェ911

従来と同じ設定でレンダリング

SU2LUXの右端の歯車アイコンをクリック。

SU2LUX

Renderer」の「Integrator type」を「path」にします。下にスクロール。

SU2LUX

Pixel Filter」の「Filter type」を「gaussian」にします。

歯車画面を閉じて、左隣の設定アイコンをクリック。

SU2LUX

Use depth of field」にチェックを入れ「Distance(m)」に適当な値(私の場合は2)を入力します。

距離を測るには「pick focus point」をクリック後、シーンの適当な場所をクリックします。

下にスクロール。

SU2LUX

Image resolution」の「Resolution x」に適当な値(私の場合は800)を入力して余白の黒い部分をクリック。Resolution yは自動的に入力されます。

下にスクロール。

SU2LUX

System」の「Priority」を「High」にして「Scene file export path」に適当なファイル名を入力します。自動的にパス表記になりますが、表示は次回以降にされます。

Path to LuxRender」は「Browse」ボタンをクリックしてLuxRender.appを探してクリックします。表示は次回以降にされます。

Run LuxRender」を「Always」にします。

設定画面を閉じて、左端のレンダリングボタンをクリック。.lxsファイルが1分程度で生成され、自動的にLuxRenderが起動してレンダリングを開始します。

LuxCoreを選んだ場合はレンダリングが自動的に開始されない場合があるので、その場合は「ファイル」メニューから「開く」を選んで.lxsファイルを選択します。

Porsche911

約10分でこの程度の画質まで到達します。1.3の時より数倍高速化されました。

窓やヘッドライトのガラスが透明にならないですが、これはマテリアルを確認してみる必要がありそうです。今回は省略します。

LuxCoreの場合

LuxCoreを使う場合は「Renderer」の「Integrator type」を「LuxCore, PATHCPU (experimental)」にします。

SU2LUX

レンダリングすると以下のようになります。

ポルシェ911 LuxCore

レンダリングされないパーツがかなりあるので、このままでは実用に絶えません

また、下の数値表示からは数倍高速なように見えますが、実際に同じ程度の粒状性になるまでレンダリングしてみると約8分かかったので、LuxMarkの時ほど高速化できるわけでは無いです。

あまり高速化が期待出来ないので、当面はLuxCoreは使わないようにします。

まとめ

LuxRenderのバージョンを1.6に上げるだけで数倍の高速化が出来たので、このまま暫くはLuxCoreRenderの様子をウォッチしながら使うつもりです。

AWSElastic GPU付きの仮想Windowsでも同様に試してみましたが、Windows版のLuxRender 1.6は動きませんでした。

今後はこれを使いながら、さらに高速化が出来た時は、別の記事でレポートする予定です。

ではでは、きらやん

 

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